アテネ - 野球銅メダル_有終の美
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無事、爆笑問題のラジオを聴くことができた。
が、今回のはTBSでも放送されていて、
プレミアム放送は先週のみであった。
そう思うと先週の失敗の痛みがぶり返してくる。チクショウ。
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久しぶりに通帳の記帳をしてきた。
口座を開いてから初めて、1円の利子が入った。
1円・・・・。
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爆笑オスピー問題を見ていたら、
映画「ローレライ」の紹介があった。
2005年公開らしい。
これは福井晴敏氏の「終戦のローレライ」を映画化したもので、
役所広司、妻夫木聡ら豪華出演陣が揃った。
僕のイメージでは妻夫木君は折笠上等工兵と合うのだが、
役所さんは絹見艦長とは少し合わない気がする。
もっと恰幅のよい、なんというかおっさんぽい方がイメージと合う。
田口兵曹長は電気グルーヴのピエール瀧氏なのだが、
個人的にはアニマル浜口にやってほしかった。
浅倉良橘は堤真一でこれも良いのだが、
ウケを狙うなら京本正樹が良いかなと思った。
12億円かけた映画でウケ狙って配役する人はいないと思うが。
ヒロインは香椎由宇(カシイユウ)という人らしい。
ネット上の写真でしか見ていないのでなんともいわないが、良いのではないだろうか。
不思議なのはフリッツ・S・エブナー役が誰なのかわからないことだ。
僕は小説のフリッツが好きなのでとても気になる。
映画化されることは小説を買った時に既に知っていたのだが、
読み終えて思ったことは、
「アニメ化ならわかるけど、映画化はムリじゃねぇ?」
ということだ。
この小説は(ミステリーでネタバレするとマズイので内容省く)
作りこまれたストーリー、作品の持つメッセージ性、
第二次大戦時の時代考証、登場人物の個性等、どれも素晴らしいのだが、
なんといっても潜水艦同士、または潜水艦と戦艦との、
息の詰まるような戦闘シーンが最高だ。
本当に引き込まれる。
この表現力は本当に凄い。
だが、映画化となると、この戦闘シーンはとても難しそうだ。
というか、小説のようなスリル感を表現するのはムリだと思う。
この話は戦闘シーン以外もとても素晴らしい作品なので、
完成の暁にはかなり良い映画になるだろうが、
小説での感動を超えられるかどうかはわからないな、と思った。
「終戦のローレライ」読みたいという人がいたら、うちにありますので。
貸し出しOKです。
僕は単純に戦闘シーンがドキドキできて、
簡単に楽しめたのでそこに感想が集中してますが、
この小説では色々
(日本という国について、戦争というものについて、生きるということについて...)
と感動できるところ満載です。
特に、僕なんかはもう全くもって「戦争を知らない子供」
(というかそれはもっと上の世代からだが)
であり、今の日本と戦争をした日本がつながって感じられない、
というか、「違う国」とさえ感じてしまうが、
この小説を読んで、日本はどんな戦争をしていたのか、ということを考えさせられたし、
また、今の日本は間違いなく戦争をした日本だ、とつながりを感じることができた。
(ドキュメンタリーではありませんが、第二次大戦とその後について色々と解ります)
なんか最後に来て難しいことをいい始めたが、
とても読んで達成感があり、おもしろい小説なので、おすすめです。
また、福井氏の「亡国のイージス」も映画化されるらしい。
とりあえずこの小説も読んでみようと思う。
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