04/08/25 Wed(imported from 独り言)
アテネ - 野球銅メダル_有終の美 -------------------------------------- 無事、爆笑問題のラジオを聴くことができた。 が、今回のはTBSでも放送されていて、 プレミアム放送は先週のみであった。 そう思うと先週の失敗の痛みがぶり返してくる。チクショウ。 -------------------------------------- 久しぶりに通帳の記帳をしてきた。 口座を開いてから初めて、1円の利子が入った。 1円・・・・。 -------------------------------------- 爆笑オスピー問題を見ていたら、 映画「ローレライ」の紹介があった。 2005年公開らしい。 これは福井晴敏氏の「終戦のローレライ」を映画化したもので、 役所広司、妻夫木聡ら豪華出演陣が揃った。 僕のイメージでは妻夫木君は折笠上等工兵と合うのだが、 役所さんは絹見艦長とは少し合わない気がする。 もっと恰幅のよい、なんというかおっさんぽい方がイメージと合う。 田口兵曹長は電気グルーヴのピエール瀧氏なのだが、 個人的にはアニマル浜口にやってほしかった。 浅倉良橘は堤真一でこれも良いのだが、 ウケを狙うなら京本正樹が良いかなと思った。 12億円かけた映画でウケ狙って配役する人はいないと思うが。 ヒロインは香椎由宇(カシイユウ)という人らしい。 ネット上の写真でしか見ていないのでなんともいわないが、良いのではないだろうか。 不思議なのはフリッツ・S・エブナー役が誰なのかわからないことだ。 僕は小説のフリッツが好きなのでとても気になる。 映画化されることは小説を買った時に既に知っていたのだが、 読み終えて思ったことは、 「アニメ化ならわかるけど、映画化はムリじゃねぇ?」 ということだ。 この小説は(ミステリーでネタバレするとマズイので内容省く) 作りこまれたストーリー、作品の持つメッセージ性、 第二次大戦時の時代考証、登場人物の個性等、どれも素晴らしいのだが、 なんといっても潜水艦同士、または潜水艦と戦艦との、 息の詰まるような戦闘シーンが最高だ。 本当に引き込まれる。 この表現力は本当に凄い。 だが、映画化となると、この戦闘シーンはとても難しそうだ。 というか、小説のようなスリル感を表現するのはムリだと思う。 この話は戦闘シーン以外もとても素晴らしい作品なので、 完成の暁にはかなり良い映画になるだろうが、 小説での感動を超えられるかどうかはわからないな、と思った。 「終戦のローレライ」読みたいという人がいたら、うちにありますので。 貸し出しOKです。 僕は単純に戦闘シーンがドキドキできて、 簡単に楽しめたのでそこに感想が集中してますが、 この小説では色々 (日本という国について、戦争というものについて、生きるということについて...) と感動できるところ満載です。 特に、僕なんかはもう全くもって「戦争を知らない子供」 (というかそれはもっと上の世代からだが) であり、今の日本と戦争をした日本がつながって感じられない、 というか、「違う国」とさえ感じてしまうが、 この小説を読んで、日本はどんな戦争をしていたのか、ということを考えさせられたし、 また、今の日本は間違いなく戦争をした日本だ、とつながりを感じることができた。 (ドキュメンタリーではありませんが、第二次大戦とその後について色々と解ります) なんか最後に来て難しいことをいい始めたが、 とても読んで達成感があり、おもしろい小説なので、おすすめです。 また、福井氏の「亡国のイージス」も映画化されるらしい。 とりあえずこの小説も読んでみようと思う。
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